周りで衣浦ランカーが出る様になって来ましたねのひで太です
こんな曲でも流しながら記事を読んで頂ければ幸いです。
ほんの独り言ですがひで太がまだ幼い頃、親父は仕事漬けの毎日でした。
自分の仕事が終わっても他で残業出来る所は無いか?と聞いて他の職場でも残業してたみたいです。
それも最近、母親から聞いたんですけどね。
今、思えば決して裕福と言える様な環境じゃなかったけど家族の絆は固く温かかった。
外食なんて滅多に無かったし唯一の外食といえば家族皆で食べるデパートのフードコートのラーメンやお子様ランチだった。
でもご馳走だったなぁ。
嬉しかったなぁ。
その子供達の笑顔と引き換えにお袋と子供3人を養ってく為、親父は身を粉にして働いてくれてたんだ。
だから定年間際には身体のアチコチが壊れ始めて手術と入院の繰り返し。
医者にも長い間、身体を酷使しすぎたねと。
入院して退院してくれば慣れ親しんだ職場を追われまた別の職場へ。
人間関係もまたゼロスタート。
あの親父も定年間際でそんな会社生活に追われ流石に疲れ果てた様子だった。
帰宅して仕事で汚れて汗だくの作業着のまま独りで居間でうつむいて座ってた親父の姿が今でも瞼の奥に焼き付いている。
子供の頃、怒ると凄く怖かった親父の大きな背中もこの時には小さく見えた。
毎日、一緒に暮らしてたのにいつの間にか白髪だらけで顔のシワも深く刻まれていた事に気が付かなかった。
田舎から単身で出てきて苦労したもんな。
長い間、本当にお疲れ様でした。
そんな親父も今は無事に定年を迎え兄貴の孫達と戯れてる。
まさか人生のこんな所でこんな幸せが待っていたなんてと親父は言う。
親父、良かったな。
そんな親父が仕事帰りに毎回、買ってきてくれた物。
こんな感じ。
そう、チョコボールです。
兄弟揃って玄関で帰ってくる親父を出迎えて楽しみにしてたチョコボールを頬張ってました。
多分、兄弟達の思い出の中で特に印象深い習慣だったと思います。
だから昨日、残業を終えてからコンビニに寄った時にふと目に付いた『チョコボール』を甥っ子と姪っ子と親父の分を買って実家に行きました。
親父に、
『仕事帰りだからチョコボール買って来てやったぞ(笑)』
と言ってチョコボールを渡したら大笑いしてました。
いつの間にか立場が逆になってて面白くて懐かしくて笑えたそうです。
子供達の幼かった頃の事や苦労して家族を守る為にがむしゃらに働いていた事が浮かんで来たのでしょうね。
久々に二人で昔話に華を咲かせました。
たまにはこんなひと時も良いね。
残業続きで釣りに行けないけれどおかげで暖かい時間を過ごせました。
親孝行してもし尽くせないです。
親父、お袋、ありがとな。
という独り言でした。
幼い頃の自分に重なり過ぎて聴く度に胸が一杯になる松ちゃん作詞で浜ちゃんの歌う『チキンライス』は歌詞を読むとたまらんです。
また時間があったら歌詞を検索してみてください。
明日も遅くまで残業なので
本日はコレにて